セガサターンのサウンド能力
セガサターンは総合的に評価の高いゲーム機であり、当時は人気が高い部類のゲーム機でした。セガサターンは総合として構成能力が高いです。スペックが良いだけにユーザーの評価が良いと言えます。昔のゲーム機でありながらもスペックが良いため、最新のゲーム機と同じようなサウンド能力がありました。
■セガサターンの音源
PCM音源32ch
FM音源8ch
CD-DA
リアルなサウンドが魅力的
今のゲーム機でゲームをすると、CDを聞いているようにリアルなサウンドを楽しむことが出来ますが、その先駆けとなった時代においてもセガサターンはサウンド能力が高いと言えるゲーム機でした。この時代よりももっと古い時代のゲーム機とは本当に単純なサウンドであり、曲が流れるというよりは音が流れるというニュアンスに近いものがありました。いわゆるピコピコサウンドってやつです。そもそもソフトの媒体が昔はCD-ROMじゃなくてカセットだったというのもあります。(ソニーのプレステ、PCエンジンCD-ROM2は除く)しかし、セガサターンではまるでCDを聞いているようにしっかりとしたサウンドを体感できることで、ゲームにはまりやすいことが言えました。
格闘ゲームが臨場感あふれた
ゲームタイトルの傾向としては当時に格闘ゲームがブームであり、格闘ゲームと言えばセガサターンと言っても良いほど人気が高いゲーム機です。そもそも、このメーカーはゲームセンターでもお馴染みの会社ですが、それもありセガサターンで格闘ゲームをリアルなサウンドと共にプレイするのは非常に面白味があったものです。ゲームでサウンドは非常に重要な役割があります。例えるなら、映画を見ている時に音楽がだめだと感情が入りにくい、表現が伝わりにくいというのがありますが、ゲームもそれと同じです。サウンドが良いからこそゲームが活きるという部分があるので、そうした意味では非常に高性能なスペックで成功したゲーム機です。