ネオジオは始めは地味だった。
ネオジオは、発売当初は麻雀やゴルフなどの地味なゲームが多かったため、知名度も低く、ハードの性能を活かすこともできていませんでした。しかし・・・
人気のきっかけになったのは格闘ゲーム!!
格闘ゲームの初期はかなりヘボいものでしたが、ハードの進化により少しずつグラフィックが綺麗になり本格的になってきました。ネオジオはファミコンよりもグラフィックが綺麗でした。とは言っても、今のように3Dでグイグイ動くレベルのものはハード的に制作が困難であり、2Dの物しか作ることが出来ませんでしたが、2D格闘ゲームの1つの完成形みたいなものが出来上がってきました。ネオジオで人気のきっかけになったのは、次に挙げるソフトたちです。
餓狼伝説
ネオジオの人気のゲームとして筆頭に挙げられるのが、「餓狼伝説」です。
当時は「ストリートファイターⅡ」に代表される格ゲーがブームとなっていたため、それに乗る形で「餓狼伝説」を出したところ、一気に知名度が上がりました。1作目の「餓狼伝説」の他、「餓狼伝説2」「餓狼伝説スペシャル」「餓狼伝説3」などのシリーズがあります。1作目では一部のキャラクターしか操作できませんでしたが、2作目以降は操作できるキャラクターが大幅に増え、「超必殺技」などのシステムも採り入れられました。
龍虎の拳
また、「龍虎の拳」シリーズも人気のゲームです。こちらも格ゲーで、「龍虎の拳」「龍虎の拳2」などのシリーズがあります。餓狼伝説と違う所は、「気力ゲージ」です。これが少なくなると、必殺技の威力が弱くなったり、飛び道具の飛距離が短くなったりしてしまうため、適度に回復しながら戦わなければなりません。
サムライスピリッツ
そして、「サムライスピリッツ」シリーズも人気のゲームです。こちらも格ゲーなのですが、キャラクターは武士や剣士などで、それぞれ刀などの武器を持っているというのが、通常の格ゲーと大きく異なる点です。量に応じて攻撃力が上がる「怒りゲージ」というシステムもあり、2作目の「真サムライスピリッツ」からは「武器破壊技」などのシステムも導入されました。
KOF(キング・オブ・ファイターズ)
こちらも人気のゲームです。これは、作品内で開催されている格闘大会から名前がとられており、上記の「餓狼伝説」や「龍虎の拳」などのキャラクターがチームを組み、入り乱れて戦います。1作目の「KOF’94」ではチームのメンバーは固定されていましたが、2作目からは自由に選べるようになり、「カウンター攻撃」「パワーMAX攻撃」などのシステムも導入されました。
格闘ゲームファンにはオススメです!
紹介したこれらは、ネオジオ発の格闘ゲームです。名前は有名なので知ってる人も多いと思います。他の機種への移植も盛んに行なわれてきました。格闘ゲームファンの人でやったことが無い人はオススメのゲームですので、やってみるのもいいでしょう。