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世界初ヒット、アーケードゲーム 「ポン」と、1970年代のゲーム機。タイトー、スペースインベーダー誕生

■■1970年代、画面でやるゲーム機が現れる。

ゲームはアーケード(いわゆるゲーセン)と、家庭用のものがあります。そして、家庭用のゲーム機には、主にテレビに繋いでする据置機と、テレビに繋がないで、両手で持ってする小型の携帯機があります。初期のゲームはとてもシンプルで、点と線だけを動かすものでした。グラフィックとは言えない位のものでしたが、画面でゲームをするというのは、当時は画期的なものでした。初めて飛行機が空を飛ぶ感覚に似ています。当時はすでに飛行機は飛んでいましたが、コンピューターに関しては、そんなに発達していませんでした。ゲームの歴史を見てみましょう。

■■アーケード、家庭用据置機の歴史

■1970年代以前。初のコンピュータ誕生!

  •  8-) 1946年 重量30トン程の大量の真空管やコンデンサで作ったコンピュータが開発される。
  •  :-? 1958年 Tennis for Two という名前のゲームが誕生する。オシロスコープと呼ばれる丸い5インチの小さいモニターを使用したゲームで、テニスというゲーム名だがラケットすら出てこない。
  •  :-o 1962年 世界初の専用のジョイスティックを使ったゲームSpacewar!が誕生する。

■第1世代(1970年代)

  •  ;-) 1971年 1962年に誕生したSpacewar!を業務用にパワーアップして出したのが「コンピュータースペース」です。これが世界初のアーケードゲームになる。かなり複雑な操作性で、宇宙船の前後左右の移動を横一列に並んだ4つのボタンで操らないといけない。それでUFOを撃ち落すというゲーム内容。ゲームに慣れていない当時の人々としては操作が難しすぎたのか、ヒットというまではいかなかった。後に発売されたものは、この4つのボタンがジョイスティックになって縦横の移動が簡単になった。しかし、ジョイスティックよりも、4つのボタンの方が逆に新鮮さすら感じさせる。
  • konpyuta2
    ↑これが操作ボタン

    konpyuta
    ↑これがコンピュータスーペースの筐体。青や黄色、緑もあります。レトロを感じさせない近未来的なデザインです。こういった造形物は当時から作るのは得意でした。しかし、コンピュータを始めゲーム作りに関しては原始時代そのものでした。右はゲーム画面ですが、白と黒で色はまったく無くそっけないものでした。

  •  :-? 1972年 世界初家庭用ゲーム機「オデッセイ」が発売される。 メーカーはマグナボックス。知らない人も多いと思うが家庭用のゲーム機では初のものである。
  •  :-? アーケード(1972年)家庭用(1975年)卓球ゲームポンが発売される。メーカーはアタリ。1972年にアーケードゲームとして出た2人で対戦型の卓球ゲーム。画面は点と線だけの超シンプル。これだけでもゲームが成立するという例。専用のパドルを操作してボールを相手側に返す。返し損ねたら相手に点が入って、先に15点取った方が勝ち。点と線だけですが、一応卓球というスポーツをゲーム化したものです。これのどこが卓球?って感じですが・・・。

Pong

かなりシンプルでしょ。点と線だけ!!

  • しかし、こんなものと言ったら失礼だが、世界で大ヒットする。今の現代(2010年代)のレベルからしたらクソゲー以下にしか思えません。しかし、当時はこれが凄かったのです。そして、そのコピーともなるゲームが他のメーカーによって沢山でる。セガの「ポントロン」、タイトーの「エレポン」など当初からコピー問題があった。そして、家庭でも出来る様に「ポン」の専用ゲーム機がアタリより発売される。それが、1975年だ。この年は、2015年現在のアラフォー(40歳)の方々が生まれた年です。ゲームと共に成長した世代ともいえます。小学生の頃にファミコンが発売されました。そりゃもう、ゲーム馬鹿が続出する訳です。
  •  :-? 1975年 エポック社により、「テレビテニス」が家庭用に発売される。その名前のままのゲームです。エポックという名前は有名ですね。
  •  ;-) 1976年 コレコ社により、「Telstar」が家庭用に発売される。
  •  :-o 1977年 そして、任天堂より「カラーテレビゲーム15」が家庭用に発売される。任天堂は、ファミコンが初めと思う方もいるかも知れませんが、実はそれよりも前にゲーム機を出しています。
  •  :-? 1978年 タイトーがアーケード用に「スペースインベーダーを発売する。誰もが知っている、世界的に大ヒットしたシューティングゲームの元祖。私も子供の頃にプレイしたことがあります。親に連れて行かれたレストランにありました。テーブル型のゲーム機です。一度聞いたら忘れられない、あの効果音がたまらないです。名古屋撃ちとかいう変わった名前の技が出たりもしました。名古屋撃ちとは。このゲームのバグを利用した技です。この頃から、バグがありました。開発関係者はショックを受けたそうだ。
  •  :-? 1979年 エポック社より、「テレビブロック」が家庭用に発売される。
  •  :-? 1979年 任天堂より、カラーテレビゲーム用に「ブロック崩し」が発売される。

これが、1970年代に発売されたゲーム機です。第1世代と呼んでいます。ブロック崩しなどの単純なゲームが流行りました!

隠れた名ゲーム機、ネオジオで人気を博したゲームはこれ!

atari1_1懐かしのレトロゲーム アタリアーケードヒッツ Vol.1 for windows を買った。

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