インターネットの発展によって、パソコンや通信機器では携帯電話やスマートフォンなどは、一人一台は持つ時代になりました。そしてパソコンでもオンラインゲームを楽しむことができるのと、スマートフォンではパズルゲームなどの簡単に楽しめるものが流行っている時代です。
しかし、根強い人気があるのはやはりテレビゲームになり、メーカーではパソコン市場や携帯市場に負けないようにと、常に新しいゲーム機やソフトを作っています。すでに30年くらいの歴史を持つテレビゲーム市場ですが、当時は子供たちが誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントに選んで買ってもらっていました。これには、友人と遊ぶにもゲーム機本体を持っているのと、持っていないのでは友人関係にも違いがあったからだといえます。
そして時代を大きく変えたのは、ロールプレイングゲームでした。これはゲームをやるたびにキャラクターが成長して、最初は勝てなかった敵を倒していくという内容に、当時の子供は自分を投影しながらやっていたものです。しかし、その人気の影響から社会問題となったのは、テレビゲームのやりすぎによって夜更かしをしてしまい、学校に遅刻したり中には学校に行かなかったりする子供が増えたことでした。学校でも社会問題として、親御さんに注意を促したり対策はとりましたが、加熱するブームの中ではなかなか改善しないこともあったのです。
そして新しいゲームソフトの発売当日には、学校を休んでお店の店頭に並んで買いに行く子供たちもいたので、テレビでも大きく社会問題として取り上げられるようになったのです。注意書きにも、一日のゲームプレイ時間を決めてやりましょうなどと書かれていたり、メーカーとしても対応していました。このようにテレビゲーム市場が過熱して社会問題となりましたが、今では過去の経験から小さい頃から制限したり、対策できたことによって、ゲーム市場とライフスタイルが共存して確立できるようになったのです。